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30日からダンナさんの悪友が来てました。以前に庭のデッキ作りを手伝ってくれて、今は南部のダートムーアでバーンを大改造してるあの人です。
大晦日は何食べる? っていう話になり、スコットランド風にハギスはどうかということになりました。ハギスって....そうです、あのスコットランド伝統料理の、羊の胃袋にオーツと内臓類といっぱいの香辛料が入ってるアレです。付け合せはこれまた伝統に従って Neeps and Tatties (ターニップのマッシュとマッシュポテト)。ハギスを探しに Sainsbury's に行くものの、どうにも怪しげなものが一番安いソーセージの隣にポツンと一種類しかありませんでした。やっぱりここはイングランドだしね、食べないよね。それじゃぁ、と町で一番と噂の肉屋で聞いてみると、あった♪ その上、「ヨークシャーで一番のハギスだよ」(ってホントかよ??)との、おじちゃんお墨付きの一品。真空パックに入ったハギスを1時間半ほど茹でてると白っぽかった物体がこんな色になります。これにブランデーをかけて火をつけ、ナイフで一突き(ちょっと舞台がかってる(笑))してから頂きました。 お味はというと....スコットランドの人はクリスマスよりお正月ですから、それに因んでってことですけど、何もわざわざ大晦日に食べなくてもいいんじゃないか? って感じでした。味は不味くはなかったですけど。楽しい思い出にはなりました(笑)。 その他には前菜に Cullen Skink (燻製ハドックとリークのスープ)とデザートには Cranachan。トーストしたオーツと Drambuie をホイップしたダブルクリームに混ぜ、背の高めのグラスにラズベリーと交互に重ねていくだけ。こちらは大成功でした。 そんなこんなしているうちに、年が明け、向かいの家からはロケット弾と思われる花火がバンバン打ち上げられ(ガイフォークスの時と同じ)、負けじとばかりに一昨年の花火を出してきてこちらも打ち上げました(笑)。あまりにうるさくって2つで止めましたけど。情緒もひったくれもない、イギリスの大晦日でした。
by yummy_naoko
| 2004-12-31 19:14
| ∴ 食べもの
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